久しぶりのオリジナルタイトル、テイルズオブアライズ
「テイルズオブベルセリア」から5年振りとなるテイルズ新作、「テイルズオブアライズ」。 発売から2週間程度経過し、様々な感想が聞こえ始めています。
最近のテイルズは「ヴェスペリア」「ベルセリア」をプレイしておりまして、本作も発売を待ち望んでいました。 ある程度プレイしましたので、雑感をぼちぼちと記載してみようかと思います。
※シナリオの内容などは記載しませんが、多少のネタバレが含まれているので注意!
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エンディングまでプレイしての所感
現在の進捗は、まだトロコンはしていないものの終盤までプレイ済。サブイベントをちまちま消化しているところです。普通にプレイすると、エンディングまで40~50時間程度でしょうか。
本作はざっくり言うと「分かりやすい王道的なRPG」でしょうか。シナリオもシステムもあまり複雑な点がなく、すらすらと理解することができます。ゲーム初心者でもプレイし易いタイトルかな、と感じました。グラフィックも綺麗ですしね。
その一方で、難易度は(初見ノーマルだと)ほどよく苦戦するポイントも多々あり、歯ごたえを感じることもできます。もちろん難易度変更も可能なので、上級者は高難度で挑むこともできるでしょう。
また、シリーズでおなじみ「スキット」や「料理」、「コスチューム」なども存在しており、キャラの掘り下げに一役買っています。これらはゲーム進行上の必須要素ではないので、不要であればあまり触れないことも可能です。
良い点と気になる点
さて、終盤までプレイして気付いたポイントについて、いくつか記載してみます。
良い点
- シナリオ(世界設定)とキャラクターは非常に丁寧で分かりやすく、理解しやすい。各人の行動原理や考えも突飛なものは少なく、かつ好感が持てる内容。
- パーティキャラクターの描き方について、珍しく?明確にカップリング。アルフェン&シオン、ロウ&リンウェル、テュオハリム&キサラ、と、ここまで明確に描かれているのも少ないのでは。
- 戦闘難易度(ノーマル)はボス戦で程よく苦戦する塩梅で、上手く設定されている。
- 回復術技でのみCP(MP的な要素)を消費するので、攻撃技を躊躇なく使える。コンボの爽快感に繋がるので、この点はかなり助かった。
- マップ移動はファストトラベルでかなりストレス削減。最近のゲームではよくある機能ではあるが、やはり非常に便利。
気になった点
- 敵の種類が少ない。1ダンジョンで出現するのは2~3種類、しかも中盤以降は同系統のコンパチが多数。
- ザコ敵が結構な体力なので辛い。フラムエッジやカウンターレイドなどを駆使するにしても、ちょっと体力が高く感じる。その分CPもガリガリ消費するし。
- キャラのカスタマイズ要素が少ない。アクセサリのスキルを調整できるのは終盤なので、それまではSP振り分けによるスキル取得程度。
- 上記に関連し、武器と防具にも何か成長に関連する要素があってもよかったような。能力の低い装備は求める必要がない、というのは少し寂しい。
まとめ
諸々と書いてみましたが、総括すると王道な良作RPGかと思います。繰り返しですが本当にプレイし易いので、シリーズ初心者でも問題なく始められるでしょう。
さて、この続きについてはトロコンまでプレイしたらまた書いてみようかと思っています。また次回。