北欧風クラフトゲー「Valheim」の感想（２）

「黒い森」へ

さて、前回はじめてのボス戦を終え、ツルハシを作成可能になりました。これによって、「黒い森」という地域にある「銅鉱脈」と「スズ鉱脈」が採掘可能となります。

ということで、次なる目的地である黒い森へ突入することとなりました。この土地は更にモンスターが強化され、強いゴブリンやスケルトン、さらには大型のトロルが出現します。油断すると即死してしまうため、慎重に森の中を探ることにします。

装備品が貧弱なこともあり、ゴブリンですら多数に襲われると非常に危険。トロルなんて出現しようものなら逃げの一択しかありません。大型モンスターには蹂躙されるしかないという、まるで「進撃の巨人」のような体験をすることができます。

ゴブリンは火を掲げていれば襲われないのですが、周囲からは離れてくれません。これは本当にいやらしい。

それにしても、さすがに仮拠点がないと探索が捗りません。荷物を置くにもリスポーン地点を設定するにも、拠点が必要ですからね。まずは黒い森の比較的安全そうな場所に、仮拠点を作っていきましょう。

黒い森の拠点名は、なんとなく離れ小島だったので「天草基地」に決定。敵の目につかぬよう、拠点の建設を進めます。

あくまでここも仮拠点ですので、最低限の設備と防壁だけ作成しておきます。また、海辺のためスペースがないので、海上に家を作ってみました。

ボロい見た目とは裏腹に、ゴブリンどもは正面からしか攻めてこれなくなるので、結構襲撃には強かったりします。まあ、トロルに攻められると蹂躙されるんですけどね。

思いつきで適当に建設した割に、中々良い拠点となりました。天候が悪く海が荒れている際には波が床を貫通したりもしますけど。寝ている最中に波に襲われると、身体が波で浮き上がります。それでいいのか。

拠点もできたことですので、ここらで一度トロルを倒してみることにします。トロルの素材も欲しいですし。

トロルは恐ろしい攻撃力を持っているものの、攻撃は単調で分かりやすいため、回避は簡単。近接攻撃は危険なので、遠距離から弓でチクチク攻めていきます。

ふたりで戦う場合は、狙われているひとりは回避に徹して、もうひとりが弓で攻撃。ターゲットが切り替わったら役割も交代、というローテーション。慣れてきたら回避しながらでも攻撃する余裕が生まれます。

トロル１体ならこれでなんとかなりますが、他のゴブリンなどが合わせて出現すると非常に厄介。なるべく目につかない広い場所で戦うのが吉でしょうか。

そういえば、このゲームは敵を倒した際に一定確率でトロフィー（生首）を入手できます。その中でもトロルのトロフィーはインパクト大なので、ぜひ入手してみましょう。

天草周辺を探索し、黒い森にもなんとなく慣れてきました。 ……ところで、黒い森には時折ダンジョンが設置されていることがあります。ダンジョン内では今後必須となるアイテムを獲得できるので、次の目標はこのダンジョン攻略となります。

しかし、いざ探索してみて気付いたのですが、天草基地周辺の黒い森にはダンジョンが全然ありません。仕方ないので、別の黒い森を探してみることにします。

大陸中をしばらく彷徨い、ようやく大規模な黒い森を発見。ざっと周囲を探索した感じ、ダンジョンも何か所か発見できました。森の入口に新たな拠点を作り、ダンジョン攻略に挑んでみます。

黒い森のダンジョン内は薄暗く、無数のスケルトンが襲い掛かってくる危険な場所。装備と食料の準備を整え、乗り込んでいきましょう。

ダンジョン内では敵を避けることはできないため、基本的にエンカウントしたら戦うしか道はありません。スケルトンはそこそこ強いものの攻撃は単純なので、油断しなければなんとか探索できるかと思います。何度か死んだけど。

たまに遭遇するエリートスケルトンやスケルトン発生装置は脅威ですが、ここもふたりならなんとか切り抜けられました。このゲーム、ソロプレイは本当に辛そうです。

ダンジョンをいくつか探索し、ようやく探し求めていたアイテムである「スルトリングの核」を入手できました。このアイテムにより「溶解炉」が作成でき、遂に黒い森で拾った「銅」と「スズ」を錬成して「青銅」が作成可能となります。

さてさて、これでまた一気に世界が広がることとなりました。やることが尽きないこのゲーム、まだまだValheimの世界は奥が深いようです。

いよいよ木と石の時代から、青銅を扱えるようになりました。文明レベルが大きく上がったような気がしますね。

そろそろ本格的な拠点作成に乗り出したいところですので、次回はそのあたりから始めようかと思います。まだまだ終わりが見えません。