九州最北端と本州最西端を巡る

以前我々は九州の最南端と最東端へと向かい、果ての岬に辿り着きました。となると、残る九州最西端と最北端も行かねば……ということで、今回の旅行を計画。ついでに関門海峡を渡り、本州の最西端も行ってしまおうという予定となりました。

はじまりは小倉駅

ある夏の某日。今回の旅行は北九州の小倉駅より始まります。この辺りは松本零士氏の出身ということで、氏の作品に関する銅像が飾られていました。

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メーテルに見送られ、いざ出発。最初に向かったのは、重要文化財にも指定されている「門司港駅」。ちょうどこの日は夏祭りで、駅前広場では絶賛イベント開催中でした。晴天でよかった。

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そういえば港ならではなのかもしれませんが、この周囲にはレンガ造りの建物が多かったような気がします。

九州最北端へ

さて、早速今回の目的地である九州最北端の場所へ。……といっても、旅行時点では特に最北端を示す石碑などはありません(2024年度に建築予定だとか)。とりあえずその設置予定場所に向かってみます。

ちなみにここは、行く途中に迷った末に着いた「和布刈公園第一展望台」。

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こっちも迷った結果の「和布刈第二展望台」。

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最北端設置予定の場所は、関門橋の下道にある「観潮テラス」になります。関門トンネル人道入口(門司側)のすぐ近く、和布刈神社の裏手です。車の場合は近場の駐車場から少し歩きます。

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関門橋と本州を臨む絶景ポイント。展望台から見下ろすのも素敵ですし、下から波音を聞きつつ眺めるのもとても良し。

最北端の駅

九州を離れる前に、九州最北端の駅である「関門海峡めかり駅」にも立ち寄ります。

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さてさて、いよいよ関門橋を渡り、山口県へと向かいます。

関門橋からの下関

今回は関門橋を渡るのみですので、高速に乗って関門橋を渡ったら早々に降りることになります。そのまま南下し、下関へ。

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ちょうど昼食時でしたので、まずは下関の「唐戸市場」へ。休日の昼間ということもあり、めっちゃ混んでました。大賑わいの中、市場を見学。昼過ぎということもあり、割と売り切れが多かったのが少し残念です。朝早くから営業している市場なんで当然なんですけど。

ふく(フグ)の唐揚げと寿司を買い、外に出ていただくことにします。本日は晴天、炎天下。海沿いのおかげか多少は涼しいですが、それでもかなりの暑さ。熱中症に注意しつつ食事を終え、再び移動を再開します。

道中、下関駅の観光案内所で「本州最西端の証」を入手。100円で発行してくれるのですが、思ったよりも立派な証書で感動。日付も入れてもらえます。

本州西の果て

下関から車で小一時間。本州の最西端である「毘沙ノ鼻」に到着。炎天下ではありますが駐車場が近く、あまり歩かないで岬まで行くことができます。

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西の果てということで、夕日スポットとして有名なようです。下関駅で入手した証明書でも、ここの夕焼けが使われていました。

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見渡す限りの海、そして島。絶景かな。

また、せっかくなので本州最西端の駅である「梅ヶ峠駅」にも立ち寄りました。

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無人駅ですが、やたらと最西端を推しています。来た甲斐があるというもの。

角島大橋へ

これまたせっかくなので、さらに北へと向かって角島へ。本州から架かる角島大橋が有名ですね。

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途中、これまた本州最西端の道の駅であるらしい「北浦街道 豊北」へ。眺めも良く、様々な海の幸を扱っているようで飲食も豊富。素敵な場所でした。

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道の駅から角島は10分ほど。橋のすぐ横にある展望台から見る角島大橋、素晴らしき眺め。こういう景色こそ旅行の醍醐味ですね。これから下関まで同じ道を戻らないといけない、という辛さも忘れさせてくれます。せめて別ルートがあれば……。

まとめ

ということで、九州最北端と本州最西端を今回回収することができました。さて、次はどこの端に行くことになるのか……。