概要
エヴァパート2。名セリフ名シーンだらけのエヴァはこの後も何度も登場すると思う。ネタに困ったらエヴァ、ということで今回は4話から6話をピックアップ。どんどん悲観的になっていくネガティブシンジ君に熊本弁をプレゼント。ではGO。
第4話 シーン1
4話より。
原文
「そうやって表面だけ人に合わせていれば楽でしょうけどね、そんな気持ちでEVAに乗ってたら、死ぬわよ!」
「いいですよ、そんなの」
「いい覚悟だわ、と言いたいとこだけど、褒められると思ったら大間違いよ、碇シンジ君」
「褒められるも何も、どうせ僕しか乗れないんでしょ、乗りますよ」
熊本弁
「そぎゃんして表面だけ人に合わせとったら楽ばってんね、そぎゃん気持ちでEVAん乗っとったら、死ぬばい!」
「よかですよ、そんなん」
「よか覚悟ばい、って言いちゃあばってん、褒めらるて思っとったら大間違いばい、碇シンジ君」
「褒めらるもなんも、どうせ僕しか乗れんとでしょ、のっですよ」
ポイント
撤退命令を無視したシンジくんをミサトさんがこっぴどく叱るシーン。その後シンジ君はエヴァには乗りませんと啖呵を切って家を出る。
14歳の子供にあんなバケモノと戦わせるのは酷だけど、シンジ君が頑張らないとみんな死んじゃうので、頑張れシンジ。だが熊本弁のシンジ君は生意気度合いが40%増。はよエヴァ乗れ。
第5話 シーン1
5話より。
原文
「ねえ、綾波は怖くないの? またあの零号機に乗るのが」
「どうして?」
「前の実験で、大怪我したんだって聞いたから……平気なのかなって思って」
「あなた、碇司令の子供でしょ?」
「うん」
「信じられないの? お父さんの仕事が」
「当たり前だよ! あんな父親なんて!」
熊本弁
「ねえ、綾波は怖くなかと? またあの零号機に乗るとが」
「なんでね?」
「前ん実験で、大怪我したって聞いとるけん……平気なんかなって思って」
「ぬしゃ、碇司令の子供ど?」
「そうばい」
「信じられんと? お父さんの仕事が」
「当たり前たい! あぎゃん父親なんて!」
ポイント
シンジ君が綾波の家で綾波の裸を見て押し倒しておっぱいを揉んだあと、NERV本部で会話した場面。ちなみにこの会話の後、シンジ君は綾波にビンタされる。乳揉んでたし、そりゃ打たるっばい。
しかし熊本弁の綾波、可愛さ70%減。熊本のおっさんの会話にしか聞こえない。綾波が”ぬしゃ”とか言っちゃダメ。
第6話 シーン1
6話より。
原文
「また、あれに乗らなきゃならないのかな……?」
「ええ、そうよ」
「僕は……嫌だ。綾波はまだあれに乗って、怖い目にあったことが無いからそんなことが言えるんだ! もうあんな思い、したくない……」
「じゃ、寝てたら?」
「寝てたらって……」
「初号機には私が乗る。赤城博士が初号機のパーソナルデータの書き換えの用意をしているわ」
「リツコさんが?」
「じゃ、葛城一尉と赤城博士がケイジで待っているから」
「さよなら」
熊本弁
「また、あれん乗らんといかんと……?」
「ええ、そうばい」
「僕は……嫌ばい。綾波はまだあれん乗ってから、こやー目にあったこつがにゃーけんそぎゃんこつが言えるんばい! もうあぎゃん思い、したくなか……」
「なら、寝とったら?」
「寝とったらて……」
「初号機にはウチが乗る。赤城博士が初号機んパーソナルデータの書き換えの用意ばしとるばい」
「リツコさんが?」
「じゃ、葛城一尉と赤城博士がケイジで待っとるけん」
「さよなら」
ポイント
気を失っていたシンジ君が目を覚まして、再度エヴァに乗り、勝ち目の薄い使途と戦う前の綾波とのワンシーン。弱気なシンジ君に対し、冷たい対応をする綾波が印象的である。
熊本弁に変換することで若干やわらかくなった気がしないでもないが、さいごの”さよなら”は熊本弁でも変わらなかったので最終的な印象は冷たいままである。
まとめ
エヴァンゲリオンin熊本パート2をやってみたがいかがだったろうか。熊本弁にすると男キャラの生意気度は上昇し、女キャラの可愛さ度は減少することがわかった。
個人的には熊本弁を話す女性はとても魅力的で可愛いと思うのだが、それは実際に話しているのを耳で聞いたときの印象であり、文字に起こして見てみるとやたらとオッサン臭がして全然可愛くない。林原さんに熊本弁で綾波のセリフを言ってもらいたい。ではまたパート3で会いましょう。