概要
前回に引き続き、熊本弁でアニマスことアニメ版アイドルマスター、第2回目です。
様々なタイプの女性陣が登場するアイマスですが、熊本弁の似合うベストアイドルは果たして誰になるのでしょうか。個人的には、765ASならやはり春香かなぁと思います。
さて、では早速今回もアニメ序盤から抜粋してみます。
第3話 シーン1
第3話より、男の人と犬が苦手なアイドル・萩原雪歩が、プロデューサーの協力もありライブを成功させた後のシーン。
原文
「今日はありがとうございました。これからもたくさん迷惑かけちゃうって思いますけど、私、一歩ずつ頑張りますから、これからもよろしくお願いしますね、プロデューサー」
熊本弁
「今日はありがとうございました。こっからもたーいが迷惑ばかくっと思うですけど、うち、一歩ずつがまだしていきますけん、こっからもよろしゅうお願いしますね、プロデューサー」
ポイント
守ってあげたい系アイドルの雪歩ですが、熊本弁にするとこれはこれで可愛くて需要が多い気がします。これは熊本弁成功例か。
このような方言女子って、やっぱり似合う似合わないがあるのかもしれません。都会っ子みたいなタイプはむしろ逆効果に思えますから。奥が深いなぁ、熊本弁。
あと、熊本弁化とは全く関係ないですけど、雪歩のALRIGHT*って素晴らしいですよね。曲といい歌詞といい、特に昔から雪歩に思い入れのある人には非常に思い入れのある曲ではないでしょうか。
第4話 シーン1
第4話より、千早の歌唱シーン。
原文
「千早は本当に歌が好きなんだなぁ。聴き惚れちゃったよ」
「どうだ、歌ってスッキリしたか?」
「ええ、少しだけですけど」
「……何だな、俺も千早に歌の仕事が来るように、もっと努力しないとな。今すぐには無理だけど、いつかきっと、な」
熊本弁
「千早はほんなこつ歌が好きつたいねぇ。聴き惚れたばい」
「どうね、歌ってスッキリしたね?」
「ええ、少しだけばってん」
「……何だな、俺も千早に歌ん仕事がくっように、もっとがまださなんね。今すぐには無理ばってん、いつかきっと、な」
ポイント
今回はアイドル(千早)に加えてプロデューサーも熊本ナイズとなりました。熊本ローカルアイドルとそのプロデューサー、という感じで良かばいね。
本編のこの時点ではまだまだ距離のあるふたりでしたが、熊本弁ですと非常にフレンドリーに感じます。この千早なら悪循環スパイラルにも陥らなさそう。まぁただ、千早の歌に対する生真面目さやプロデューサーの誠意は8割ほど吹っ飛んだような気がしますけれど。
……しかし本編の真面目でひたむきな感じだと、「ほんなこつ」とか言うプロデューサーは想像できないなぁ。
第5話 シーン1
第5話、通称水着回より。大部屋で就寝前の会話から抜粋。
原文
「あんたたちはお気楽ね。もっと現実を見なさいよ。律子はともかく、あの頼りないプロデューサーよ。期待どころか、会社の存続が心配だわ」
「そうかなぁ、一生懸命頑張ってると思うけど」
「あ、そういえば、この前寝癖のまま会議に出てたっけ」
「まぁ、あんなプロデューサーだからこそ、私たちみんなでフォローしていかないとね」
熊本弁
「あんたたちゆたーってしよんね。もっと現実ば見らんと。律子はよかばってん、あん頼りにゃープロデューサーたい。期待どこっか、会社続けていけるっか心配ばい」
「そぎゃんね、たいががまだしとって思うばってん」
「あ、そういや、こん前寝ぐせんつけたまま会議に出とらしたけん」
「まぁ、あぎゃんプロデューサーだけん、ウチたちみんなでフォローせなんたいね」
ポイント
いおりんの冷静かつ気遣いが現れている良いシーンですが、やはり伊織には熊本弁はあんまり似合わないようです。可愛いけど。個人的一押しの春香はやっぱりなんとなくしっくりくるのですけどね。
まあ、伊織はお金持ちのツンデレお嬢様という素晴らしき属性を既に持っているので、方言属性は不要かなーって。……別に春香がそうじゃない、ってことではないですが。
まとめ
アニマス第2回目ということですが、似合うキャラと似合わないキャラがなんとなく分かってきたような気がします。無闇に方言属性を与えればいいということでもないのですね。
そういえば、765ASが誇る元祖方言娘については今のところ(偶然ですが)スルー。普段は沖縄弁の彼女、熊本弁だと違和感ありそうで不安ばい。
……まあ、似合わなくてもそれはそれで可愛いので、結局問題はないのですけれど。方言ってずるいや。ではまた次回。