今日もていぼう部は熊本の海で
前回紹介しました、熊本が舞台の釣り漫画「放課後ていぼう日誌」。2020年4月からアニメも始まるとのことで、当サイトでも当然取り上げさせていただきます。
熊本が舞台の漫画やアニメ、ゲームの作品をいくつか取り上げた記事も書きましたが、意外と熊本市街を舞台にしているケースも多いんですね。この作品も、舞台は熊本市の南に位置する芦北のようです。
現時点(2020年3月)で5巻まで発売しておりますので、順次各巻の感想を書いてみます。
……それにしてもこの漫画、風景がとても綺麗なんですよね。舞台である芦北は熊本市から少し離れておりますが、近いうちに行ってみようかと思います。
陽渚と愉快な部員たち
生き物が苦手にもかかわらず、釣りをメインに活動する「ていぼう部」へ入部した陽渚。2巻でも(主に部長に)振り回されています。
陽気な幼馴染の夏海、2年で釣りも料理も得意な大野先輩、未だ謎が多い3年の黒岩部長と、個性的な面々の中で徐々に釣りの魅力を理解していくことになります。
次第に釣りにハマっていく陽渚ですが、生き物が苦手なのは相変わらず。海の生き物は結構グロいのも多いですし、彼女が克服できる日は来るのでしょうか。
顧問、登場
ていぼう部の部員は1巻で一通り紹介されましたが、2巻では今後登場も多い(と思われる)顧問の小谷先生が登場。
若い飲んだくれの女性教諭が顧問という、学園部活モノでは鉄板設定な気がする素敵な人物。JK中心の漫画に顧問が登場することで、合宿やら車での遠出やらお酒の解説やら、様々なイベントが解放されますね。
小谷先生も案の定、初登場時から見事な泥酔っぷり。勤務後(?)かつ校舎から離れた部室内とはいえ、生徒の前で飲酒して良いのだろうか。
……なお、小谷先生ご本人曰く「ぎりぎり20代」とのこと。ま、嫌なことも多いでしょうし、お酒も飲みたくなりますよねぇ。
釣具のたこひげや
2巻では地元の釣具屋である「たこひげや」が登場。店自体も赤井店長も特徴的なので、今後出番が多そうです。
特に陽渚はまだまだ釣りの知識も経験もありませんから、このような地域密着型の釣具店は何かと相談しやすくて心強そうです。
2巻のポイント
時系列
ウェアと帽子の買い物へ出かけたのはマゴチを食した次の日なので、(1巻感想記事で考察した通り)4月上旬と思われます。
また、潮干狩りは看板に「4月25日~6月30日」と記載がありましたので、4月下旬でしょう。その後のていぼう部によるアジゴ釣りも同じ頃かと。
陽渚が倉庫から出てきた釣り具で再度アジゴ釣りに挑戦していたのは、ゴールデンウイーク中であること、カレンダーが5月であることから、5月上旬ですね。ガラカブ穴釣りは連休明けですので、GW後。このタイミングで夏服に変わったようですね。
アオリイカ戦は連載前の読切版ですので考察する意味が微妙ですが、陽渚入部後の春先かつ冬服なので4月でしょうか。
2巻での釣果
ウェアと帽子を揃えて臨んだ数々の釣り場で、2巻でも陽渚は大勝利な釣果でした。
潮干狩りでは大量のアサリとハマグリ、アジゴ、穴釣りでのガラカブ、(読み切りでの)アオリイカを見事釣り上げるなど、初心者ですが釣果の良い陽渚さん。ビギナーズラックなのか、果たして才能なのか。
釣りは季節によって対象も方法も変わりますので、漫画としてもネタが多く飽きません。そして読後には知識も身につくという一石二鳥。……実践される日が来るのかは不明ですけど。
まとめ
陽渚の所有する釣り関連道具が増え、顧問や釣具店も登場し、いよいよ本格的な釣りへと進んでおります。
アニメではどのあたりまで進むのか分かりませんが、漫画とともに楽しみですね。