夏を迎えたていぼう部
アニメ化直前ということで、公式の盛り上がりも非常に面白い放課後ていぼう日誌。アニメPVも放送され、ラジオも始まり、先日はていぼう部4人の声優さんが魚料理の放送をしていました。
【放送情報】
— 「放課後ていぼう日誌」公式 (@teibo_bu) April 3, 2020
TVアニメ「放課後ていぼう日誌」は、AT-X、TOKYO MX、MBS、RKK熊本放送、BS11、dアニメストアほかにて4月7日(火)より放送開始です!
田舎の女子高生たちが送るのんびりとした釣りライフ🎣
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今回は第4巻の感想ということになりまして、迎えた季節は夏。春の入部から数か月が経過し、すっかり打ち解けて釣りの楽しさに目覚めた陽渚の奮闘記はまだまだ続きます。
釣りはどんな季節でも楽しめますが、やはりアウトドアの、そして学生のメインは夏休み。その準備に向けて、ていぼう部は活動を進めていきます。
4巻では、日常パートが少なめの代わりにガッツリと釣りを行います。陽渚の成長が感じられる部分が多く、グッとくる感がありますね。
大物好きな夏海さん
大物を釣り上げることに熱意を燃やす夏海。この辺りは性格そのままでわかりやすいですね。彼女が狙っているのは「シーバス」。何のことやらと思ったら、スズキのことをそう呼ぶのだとか。この身振り手振りな感じがとても夏海らしくてかわいい。
まあ、そう言いつつも部長提案の延べ竿釣りに参加する辺りが、また彼女の性格を表しているところかもしれません。結構陽渚のことを気にかけていたりする描写も多いです。
大野先輩や黒岩部長もギャップ的なところはありますが、夏海は「そのままな部分」と「ギャップがある部分」が両方とも多々あって面白いですね。メガネな夏海も素敵です。
釣り知識の充足
4巻でも釣り方・釣り道具の説明は充実しております。陽渚と同様の初心者目線でも、道具の意味や使い方などを理解できて楽しめますね。
4巻は釣り中心ということもあり、具体的な釣り方法や機材の説明が多かったように思えます。釣りの道具や方法は多岐にわたるため、初心者にはとっつきにくい部分もあります。それらを楽しみながら学べるのはとても良いですね。食べれる魚の種類も分かりますし。
陽渚の成長、陽渚の天敵
釣り初心者だった陽渚は、当初は魚を触れませんでしたが、次第に慣れてきているようです。4巻では魚を〆たり捌いたりと、徐々にやれることが増えています。
一方、ゴカイ等のエサには全力で拒否反応を示しています。慣れれば平気になるとは言うものの、苦手な人は苦手ですからね。
とはいえ、たこひげや店長の言うように、今では疑似餌も多く作られているそうですから、釣りに必須ではないのかもしれません。……詳しくないので分かりませんが。
4巻のポイント
時系列
3巻では6月末から7月上旬までが描かれていましたので、4巻はその続きからとなります。梅雨が明け、いよいよ本格的な夏となってきた時期ですね。
4巻ではあまり季節イベントはありません。(先の話ですが)5巻にて期末テスト・夏休みとなりますので、4巻は7月上旬~中旬のお話のようです。
一般的に、高校の1学期は7月20日あたりで終了します。期末テストはそれよりも前になるので、4巻はおそらく7月15日あたりまでかと思われます。
4巻の釣果
陽渚と夏海が延べ竿で釣り上げたアジゴ、ベラ、メジナ、チャリコ、コモンフグ、アジ、その後のバリ。延べ竿五目釣りの釣果は素晴らしいですね。
また、陽渚は釣れなかったものの、3人はキスも釣り上げています。……陽渚は5巻で頑張りましょう。
まとめ
釣りの魅力に目覚め、積極的に取り組むようになってきた陽渚。苦手な部分もあるものの、4人で部活を楽しめているようで良いですね。
季節は夏となり、5巻からは夏休みの準備を行うことになります。夏休みという一大イベントで、果たして陽渚は何を行うことになるのでしょうか。