２０１９年１１月、大洗へ
有名な日本国内のアニメ聖地のひとつである、茨城県大洗町。アニメ「ガールズ＆パンツァー」が２０１２年に放映されて以来、町を挙げてのタイアップ・観光への取り組みを行っていますね。近年のアニメ聖地巡礼ブームの中でも、最も盛り上げている町かもしれません。元々観光地としてのスペックは高いですしね。
ガルパン好きの筆者としては前々から大洗へ行きたかったのですが、熊本から大洗（茨城県）は遠く、中々機会がありませんでした。今回ようやく向かうことができましたので、備忘録を兼ねてレポートを書いてみようかと思います。偶然にも大洗名産品のあんこうの季節ということで、その辺りも含めて。
なお、ガチな聖地巡礼のマップや知識等は、既存のサイトさんで多く挙げられていますので割愛。そのあたりの軽いノリは、前回の「ゾンビランドサガ」での佐賀県観光記事と同様です。
東京から大洗へ
電車でのルートと時間
２０１９年１１月某日。東京に降り立った後、まずは都内で一泊。翌日の早朝より、大洗へと向かいます。
東京から大洗へ行くルートは、大きく分けて電車か自動車か、でしょうか。電車の場合は特急もありますし、車の場合は東京駅から水戸までバスが出ています。この辺りは時間や金額との兼ね合いですが、あまりどちらも変わらないので好みで良いのではないでしょうか。
今回の旅では、電車（特急なし）で向かいました。あまり早い時間に到着しても大洗の店が開いてないので、その時間調整としてＮＯＴ特急でございます。……しかし東京から大洗へはおよそ３時間。結構暇になってしまうので、電車で寝れない人は何かしらの暇つぶしがあった方が良いでしょう。
大洗鹿島線はＩＣカード非対応
道程としては一番単純な、常磐線で水戸まで向かうルート。水戸から大洗鹿島線に乗り継ぎ、大洗駅へと向かいます。なお、大洗鹿島線は２０１９年１１月時点で交通系ＩＣカードには対応していません。ＩＣカードで常磐線に乗った場合は、水戸で一度清算する必要がありますのでご注意を。
今回の観光目的
大洗は多くの観光スポットがあり、ガルパン聖地巡礼と合わせると結構ボリュームのある行程となります。今回は日程と天候の都合上あまり多くは周れないため、以下のモットーで観光することにしました。
- ガルパン関係はキャラパネルを中心に周る
- キャラパネルは結構な頻度で街中に置いてあるので、移動は基本的に徒歩
- 大洗マリンタワーと大洗磯前神社は行く（聖地でもあるし）
他にもアクアワールド（水族館）や科学館など観光地はあるのですが、今回はまず聖地巡礼＋観光の鉄板どころを抑えるということで、上記を考慮してルートを決めました。
大洗駅、着
ルートの確認
観光目的のキャラパネルは、主に大洗駅から大洗磯前神社に至るまでの道中に設置されています。大通りではなく、多くの旅館やお店が並ぶ商店街がメインですね。また、このルートからは若干外れますが、駅から少し歩いたあたりにマリンタワーも近くにあるため、まずはマリンタワーへ向かい、その後にルートに沿って神社へ向かうことにしましょう。
大洗駅
大洗駅を降りましたら早速、ガルパンキャラによるお出迎えとなります。本当にガルパン需要に力を入れていることが分かります。あまり広くはない駅構内ですが、至る所がガルパン模様。もうガルパン関係のものが映らない角度はないのでは？
駅や街中のパネルは何度か追加（新調）されているようで、直近では最終章を記念して設置されたようでした。しっかりサメさんチームの面々も。また、当日運行はしていなかったのかもしれませんが、ホームから見える位置にラッピング車両が停車していました。
さらに、駅から外に出てもキャラパネルが設置してありました。地図で案内図を再確認するとともに、せっかくなのでここで写真でもいかがでしょうか。
いざ街中へ
大洗マリンタワー
まずは駅から大洗マリンタワーへと向かいます。当日は若干の曇り模様でしたが、予報では夜まで雨は降らないとのこと。実際、観光中は太陽が顔を見せることも多く、歩いて散策するのには程よい気候でございました。
大洗マリンタワーへ向かう目的は、タワー２階にあるガルパン喫茶「Panzer vor」。せっかくガルパン聖地巡礼に来たのなら、やはりこの喫茶店は押さえておかなければなりません。店内はガルパン一色で、当然メニューもガルパンコラボメニューの凝ったものばかり。また、タワー２階と言いつつも高さは地上５５ｍとのことで、大洗の町や海を一望しながらコラボメニューを楽しむことができました。
せっかくなので「戦車ケーキセット」と「サンダース＆聖グロセット（ハンバーガー＆紅茶）」を注文。お料理も小物も凝っており、まさにアニメ所縁の地に訪れている気分満載です。
店内はこれでもかというくらいガルパン一色で、流れているＢＧＭも当然ガルパンです。戦車の砲撃音が鳴る呼び鈴も設置されていますが、ＢＧＭの砲撃音なのか呼び鈴の音なのか、店員さんはどのように判断しているのでしょう。もしかすると判断できないこともあるのかも。
そして食後には、３６０度で大洗を見渡せるという３階の大パノラマ展望台へも行きました。大洗の街並み、そして太平洋を遠くまで展望することができ、眺めはまさに絶景です。……なお、感動のあまり写真は忘れた模様。
……次の記事へ続く。