ツーリングガールの九州旅行
「ツーリンガール!」はバイク女子と旅行を題材にした、凪水そう氏による漫画作品。全四巻が好評発売中です。 作中の主な舞台は関東圏ですが、度々バイクで日本各地へ旅行している様子が描かれておりました。
その中でも、四巻ではバイク乗りの聖地・阿蘇をはじめとした九州各地を派手に動き回る旅行が決行されています。
……しかし冷静に考えると、相当過酷なスケジュールで回っているような。ということで、彼女たちの旅の軌跡を確認してみましょう。
初日
九州への上陸はフェリー。前日夜に横須賀発、そこから21時間かけて初日の夜に北九州・新門司に到着。さすがにフェリー移動は時間かかりますね。
それから晩飯を食べ、福岡市内のホテルにチェックイン。その後向かったのは、中州の屋台ですかね。
新門司から中州(天神)までは、だいたい80Km程度。フェリー移動後とはいえ、まあ運転慣れしているならそこまでの距離ではないかもしれません。
二日目
二日目はこれまた天神で有名な「元祖長浜屋」で朝ラーメンの後、佐世保方面へ出発。
佐世保バーガーを食したのは長崎県は佐世保の「バーガーミュージアム 佐世保バーガー本店」。九十九島を見下ろす高台に位置しており、景色は絶景。バーガーも絶品。
その後、長崎市に向け南下した一行は、市内の「平和祈念像」へ。夕食?で皿うどんを食べて、有明フェリーで熊本県へと渡ります。
二日目は「天神~佐世保~長崎~熊本」とかなりの長距離移動。熊本駅周辺をゴールと考えた場合、フェリー移動分を抜いても300Km前後の移動距離になります。運転時間は7時間ほどでしょうか。さすがバイク女子。
三日目
三日目はお待ちかねの熊本県。熊本市内(仮)から阿蘇へ向かい、大観峰、道の駅阿蘇、阿蘇噴火口へ。昼食は阿蘇の「あか牛丼いわさき」さんのあか牛丼ですね。
やはり九州のバイク旅といえば阿蘇。実際、晴れた休日の大観峰は大量のバイカーで溢れかえっています。
昼食後はまた移動し、「焼きアーモンドカフェDABERIBA」さんへ。阿蘇から九重方面へ向かう際に立ち寄れる、快適なくつろぎ空間とのこと。どのメニューも美味しそうです。
この晩宿泊した旅館はヒントが少なく分かりませんが、方角的に黒川温泉あたりでしょうか。そうだとすると「熊本市~阿蘇~黒川」でだいたい150㎞くらい。前日に比べれば距離は少ないですが、高速道路がなく山道メインなので、バイク乗りにとっては疲労が溜まりそうです。いや、阿蘇はバイク乗りの聖地とまで言われるほどですから、逆に元気になるのかも。
四日目以降
この日からダイジェスト気味になるのでどこまでが同じ日か分かりませんが、一応検証してみます。
最初に登場するのはいきなり鹿児島県。「ライダーズカフェ55マイル」さんは、鹿児島は霧島近くのオシャレなカフェ。その次に行っているのは霧島神社です。その後にチラッと映る橋は、桜島へと繋がる牛根大橋。
そのまま桜島へ向かうのかと思いきや、次に立ち寄ったフォトジェニックな場所は、桜島から南下した国道220号線沿いの荒崎パーキング。桜島を一度スルーするという、先読みができないツーリンガールの荒業です。他の場所に比べ、ややマニアックですし。
そしてそのまま南下する訳でもなく、一行は再び桜島へと戻って桜島フェリーへ乗船。鹿児島湾を渡り、鹿児島市へと向かったと思われます。
黒川温泉をスタートとすると、「黒川~霧島~桜島」でだいたい300Km程度。描写はありませんが、さすがにこの日は鹿児島市内あたりで一泊でしょうか。というのも、この後に描かれていたのは再び熊本、しかも天草。さすがに同じ日ではないでしょう。
天草で登場したのは、有名な観光地である「カトリック﨑津教会」と「ありあけタコ街道」。再び熊本に戻ってくるとは素晴らしい。……宮崎・大分にもぜひ。
まとめ
ツーリンガールの九州旅行、いかがでしょうか。バイクで旅をすることがメインなだけあって、かなり走り回っております。
九州は阿蘇をはじめ、バイカーにはかなり人気の場所が多く存在しています。興味を持たれた方はぜひ九州へ!